簿記って何?簿記を知らない人必見!簿記を簡単に解説!

簿記って何?こんな質問をしたり、されたことはありませんか?

簿記は非常に需要の高い分野になっており、会社から求められる資格にも毎年上位にランクインしています

しかし、専門知識であるため教えてもらう機会がなかなかないとおもいます

今回は

✓簿記を全く知らない人

✓簿記の資格を取りたいが何をするのかわからない人

✓商業高校にある簿記って何をするのか気になっている人

このような人に簿記について簡単にわかりやすく説明したいと思います!

・簿記とは

早速ですが簿記とは何かについて説明します!

簿記とは、会社の家計簿を作り、そこから業績の確認や将来の計画を立てたりするなど、会社のお金を管理すること全般を指します!

皆さんいかがでしょうか?

これが簿記の答えです

簿記というのは、会社のお金を管理することで、その管理に必要な知識を学んでいるのです!

・簿記で学ぶ知識

先ほどの説明で、簿記とは会社のお金を管理することと言いました

これはまさに、家計簿と同じということなんです

家計簿は家のお金の出入りを記録し「今月は使いすぎたな」とか「ここを節約しよう」など、その月々のお金を管理しますよね

それが会社になっただけなんです!

会社も家計簿をつけなければ、何にいくら使ったのか、何円売り上げたのかわからず、利益を計算できません

ましてや、会社は普通の家庭と比べてお金の出入りが多く、取引の内容も煩雑で難しいですからね

そのため、会社も取引ごとに内容を記録し、家計簿をつけていくのです

この取引の内容を記録すること会社の家計簿をつけることに簿記の知識が必要になってくるわけです!

・会社の家計簿

会社の家計簿は2種類あります

1つ目が貸借対照表たいしゃくたいしょうひょう

2つ目が損益計算書そんえきけいさんしょです

簿記を勉強するうえでこの言葉は何度も出てくるのでぜひ覚えてください!

なぜ貸借対照表と損益計算書という家計簿を2つ作るのか疑問に思いますよね

それは、それぞれ欠かすことのできない違う役割があるからなんです

その役割について説明していきます

・貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)

貸借対照表について説明します、上記の図が貸借対照表です

色々項目があって何が書いてあるのかわからないと思いますが、簡単に言うとどれだけお金が残っているのかを確認することができます!

簿記的に言いますと、貸借対照表からは財政状態を知ることができるわけです

財政状態と聞くとちょっと難しいですが簡単に言うとどれだけ資産があって、どれだけ負債があるのか、そしてどれだけの純資産があるのかを確認することができます

・資産とは会社が持っている財産のことを言います

例えば、現金、銀行に預けているお金、商品、建物、パソコン、投資しているお金などのことをいいます

・負債とは今後支払わないといけないものを言います

例えば、借りたお金、まだ払っていない光熱費など、将来支払うお金のことを言います

・純資産とは資産から負債の金額を引いたものを言います

つまり残ったお金ということです!

貸借対照表は今あるお金と今後支払うお金を簡単に確認することができるようになっており、会社の状況を知ることができるのです

経営者の立場からすると、

「負債がが少なくて現金があるから何か投資に回そう」や「支払うお金が多いから今建物を買うのはやめておこう」など

意思決定の判断材料となるわけです!

会社の財政状態を知る、これが貸借対照表の役割なのです!

・損益計算書(そんえきけいさんしょ)

次に損益計算書について説明します、上記の図が損益計算書です

こちらも色々項目があってよくわからないと思いますが、簡単に言うと利益を確認することができます!

簿記的に言いますと、損益計算書からは経営成績を知ることができます

経営成績とはそのままで、一年間でどれだけ収益と費用発生しどれだけ利益が出たかということです

・収益は商品の売り上げ、受け取る利息、配当などのことです

・費用は商品の原価、電気代、水道代、支払う利息などがあります

これらを足したり引いたりして利益を計算するわけです!

利益を確認するだけでなく、費用、収益も確認することができるため、今後の経営計画や将来の利益予想などの判断材料となります

また、過去の損益計算書と比較することで、収益、費用の変化に気づくことができ、取引先の改善や取引金額の交渉など、利益アップにつながる行動を素早くとることができるわけです!

会社の経営成績を知る、これが損益計算書なのです!

・総括

結論、簿記というのは貸借対照表と損益計算書を作り会社のお金を管理することということになります!

そして貸借対照表は財政状態を見ることができ、損益計算書は経営成績を見ることができるということです!

簿記の資格で学ぶことはこれらを作る知識を学ぶわけです!

会社を経営していくうえで、この二つの表が必要不可欠です

貸借対照表と損益計算書がなければ経営なんてできませんからね

いってしまえば会社の心臓といっても過言ではないくらい大事なものなんです!

その心臓を作るのに必要な知識を簿記では学ぶことができます!

どうですか?簿記を学びたいと思いましたか?

今回は簿記の概要と簡単な流れについて説明しました

簿記をものすごく大まかに伝えましたが、他にもすることが多くとても奥の深い分野になっています

少しでも簿記に興味を持ったなら勉強することを強くお勧めします!

簿記を知るということは会社を知ることにつながりますからね!

ぜひ一緒に勉強しましょう!

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