日商簿記2級は企業が求める資格ランキングに毎年上位にランクインしています
私が勉強を始めたきっかけは、高校の先生から就職や転職に有利になる資格を聞いたことです
聞いた時からすぐに勉強を始めました
そして、簿記2級を高校1年生の頃に合格することができました
今回は合格までの流れについて、私の体験談をもとに話していこうと思います
・合格までの流れ
私は商業高校に通っており、簿記の勉強を始めたのは入学して一か月くらいでした
商業高校ということもあり、すぐに全商簿記2級の勉強が始まりましたが私は並行して日商簿記3級の勉強を始めました
6月に日商簿記3級の試験がありましたが一か月間の勉強で合格することができました
その後、8月から日商簿記2級に向け勉強を始めました
そして、無事に高校1年生にして日商簿記2級を合格することができました
・おすすめのテキスト
私が使っていたテキストはこの2つです!amazonのURLもはっておきます
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 2024年度版 | よせだ あつこ |本 | 通販 | Amazon
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集 2024年度版 | よせだ あつこ |本 | 通販 | Amazon
このテキストは四コマ漫画を使い解説してくれるため読みやすく、しっかり内容のわかりやすい
ため非常におすすめです
毎年新しい内容に更新されているところも良いところです!
テキストはこの二冊で十分ですので、ぜひ確認してみてください!
・勉強方法
前提として私は先ほど紹介したテキストしか読んでいません
どのテキストでもよいですが、何個も買って読むのではなく一つで十分です!
商業簿記と工業簿記のテキスト一冊ずつで合格することは可能なので安心してください
勉強方法は次の通りです
1.テキストを軽く読む
最初はテキストを読んでも内容を理解することが難しいため、軽く読むくらいでした
テキストの途中にある問題は分からないながらにすべて解いていました
「こんなことするんだ」と思える程度にとどめておくのが良いとおもいます
2.答えを見ながら過去問を解く
テキストを熟読するのではなくすぐに過去問を解き始めました
この段階で過去問を解こうと思っても全くわからないため、答えを見ながら解いていました
理解することではなく、実際の問題に触れることが大切です
3.わからないところをテキストで確認する
復習の時によくテキストを使っていました
必ずわからなかったことを解決することを心がけていました
最初は分からないことだらけで一つの過去問を終わらせるのにとても時間がかかりました
4.ひたすら過去問を解き復習の繰り返し
過去問を解いてはテキストで確認してを繰り返していました
ある程度理解してきたら答えを見ないで問題を解くようにしていました
そして、解いた過去問を1週間後にもう一度解きなおし完璧になるまで解きなおしていました
※過去問は直近15回くらいまでにとどめておいたほうがいいと思います、会計基準や問題の出題のやり方は年々変化していくため昔のをやりすぎると誤ったことを学んでしまう可能性があるからです
これが大まかな流れです
・いつから始めたか
今現在では簿記2級の受験は毎週できるようになっていますが、私が受験したときは年に2回しか受けることができませんでした
そのため、しっかりと計画を立てないと受かることが非常に難しかったため勉強は比較的早くから始めました
高校1年生の11月に試験があったのですが勉強を始めたのは8月くらいです
ざっと3か月くらいの勉強期間がありました
最低でも2か月は勉強期間があったほうが良いと思います
・勉強時間
1日の勉強時1時間から3時間勉強してしていました
目安としては過去問を一回以上解くことです
その後の復習をしていると比較的すぐに時間がたつため、それほど時間は重要ではないです
時間よりもこなした問題の数のほうが圧倒的に大事だと思います
なので、勉強した時間ではなく解いた過去問の回数を数えてください
私は当時、3か月間で過去問と予想問題を合わせて40回くらい解いたと思いますのでこの回数を目安にしてください
・直前期にしたこと
直前期とは試験一か月前くらいのことを言います
この時期になると専門学校が出している予想問題を解き始めました
私が解いていたのは大原の予想問題です
予想問題は試験と同じように、時間をはかり実力だけで解くようにしていました
そして過去問と同様に復習をしっかりとすることを意識していました
この時点で合格点である70点以上をとれていれば受かる可能性は非常に高いです
私は70点を超えていなかったのですがそこまで焦ることはありませんでした
専門学校の予想問題は実際の問題より難しく作られている傾向があるためしっかりと見直しをすれば受かることは可能です
試験一週間前で4回に1回くらいのペースで合格点をとれるようになってきた感じです
そして、試験当日を迎え結果は70点ギリギリで合格することができました
・受かるためのコツ
日商簿記2級を合格するためにはいくつかコツがあります
そのコツを2つ紹介します
1.工業簿記で点数を取る
2級では商業簿記と工業簿記がありますが得点源となりやすいのは工業簿記です。なぜなら、工業簿記は全体を通して一つの問題となっていることが多いからです。つまり、問題の答えが次の問題を解く鍵になっているため得点を取りやすいのです。しかし、裏を返せば最初の答えを間違えるとその後の答えも芋づる式に間違えてしまうことがるため、工業簿記ができるか否かによって合否が大きく分かれてしまいます。
2.仕訳に時間をかけすぎない
商業簿記の第1問目で仕訳が5問必ず出題されます。この仕訳の配点は1問4点となっており合計20点あります。配点が高く、つい時間をかけて完璧に解こうと思う人が多いですがここに時間を使いすぎるのはもったいないです。仕訳は一つ一つの問題が独立しているため解くか解かないかを取捨選択することができます。最初に問題をすべて読み、解けそうな問題だけ解き残りは後回しにするのが良いと思います。全く考えないのは良くないですが少し考えてわからなかったら飛ばしてしまいましょう。そして、最後の残った時間で考える方がいいと思います。こうすることで、時間管理もしやすく心の余裕を作ることができます。
以上です!あとは気合で解くのみです!
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しでも役に立つことができたら光栄です
現在ではネット試験であれば毎週試験を受けることができるようになっています
また、今まで通り紙で行う試験も毎年6月、11月、2月にあるためどちらを受けても構いません
何度も挑戦することができるので実力が付いたと思ったらすぐに受けるのがいいと思います!
ただし、どちらも受験費用は5,500円と決して安い金額ではないのでこの点だけは注意しましょう
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